今日は出張。
帰りの新幹線で、今しがた豊橋を通過した。
人生の中で一定の期間を過ごした土地には、愛着というか、当時の記憶というか、なんとも言えないノスタルジックな想いが根付くものだ。
私の場合は、宇都宮、豊橋、バギオ、横浜がそうだ。浅草という土地も近い将来そうなるのだろう。
生きることは、生きる限り続く。
生きているうちは、常に何かの「途上」だ。
何かを目指して。何かに夢中になって。
途上だから。何か心残りがあるから。
だから、やるせない想いが残る。
楽しみながらも、もがいていたその時期に。
住んでいた土地に。
聞いていた音楽に。
関わっていた人に。
大切にしていたモノに。